ASP.NET Identity 2.0.0 が RTM になりました
Announcing RTM of ASP.NET Identity 2.0.0
表題どおりの内容がアナウンスされています。
VS2013のテンプレートで全面的に採用されている ASP.NET Identity ですが、はやくもバージョンが 2.0.0 になりました。
上記記事をみてもらうとわかりますが、1.0 では足りていないと感じていた機能がいろいろ追加されたようです。
- アカウントのロック
- 登録確認
- パスワードリセット
- ユーザーおよびロールの一覧
ここまできて、やっと使えるかなぁ。。。
名古屋のときはPPTをみてもらえばわかるようにVS2013のテンプレートは実開発に使うにはいまいちじゃね? という話でまとめたのですが、自分として問題と感じていた一番の原因が Identity のアップデートでクリアされるように感じています。
まぁ、まだしっかり見てませんけど。
記事内にあるようにサンプルも提供されていて、ユーザー管理とかまで含めた実装サンプルになっているようです。
これはきちんと解析してみる価値がありそうですね。
Blogネタとしてもよさそうです。
しばらくこの話になるかな?(w
名古屋での発表資料公開
昨日名古屋でお話しさせていただいた資料を公開しました。
時間配分ミスってスキャッフォールディングの話できなかった。。。
まぁ、スキャッフォールディングは直接テンプレートということでもないですから、、、と言い訳しておこう。
さわってみておもしろかったので、そのあたりたぶんこの Blog にまとめるかと思います。
ASP.NET MVC と Entity Framework Database First
EF Database First with ASP.NET MVC
ASP.NET MVC で Code First でのチュートリアルは詳しいものが提供されていましたが、Database First を利用する場合のチュートリアルも公開されていました。
あまり量はないですが、
- Database の設定
- Web アプリケーションと Data Model の作り方
- View の作成
- Database の変更
- View のカスタマイズ
- Data Validation の追加
と、必要な情報は網羅されているんじゃないでしょうか。
metadata クラスの追加はいまだに健在だったんですね(w
最近触ってなかったからな。。。
One ASP.NET と Web サイトプロジェクト
VisualStudio 2013 では One ASP.NET の概念にあわせ、Web アプリケーションのテンプレートの選択の仕方が変わりました。
新しいプロジェクトを選ぶと、Web 関係では次のように「ASP.NET Web アプリケーション」だけが選択できるようになっています。
ここで OK ボタンを押したあとで、Web Forms、MVC 等のどの技術を使うか選択することになります。
この画面をみると、選択した技術に加えて他の技術のフォルダーやコア参照が追加できることがわかります。
実際に使うかどうか別として、Web Forms と MVC のハイブリッドな環境なんかも簡単につくることができますね。
テンプレートで作成されるのは Web Froms でも MVC でも同じ内容のサンプルアプリケーションです。
新しいサンプルアプリケーションはレスポンシブデザインが採用され、ブートストラップに対応しています。
このあたりの詳細は .NET Week – エバンジェリストセミナー の チャックさんのセッション や 武田さんのセッション をみていただくのがよいと思います。
さて、最初のプロジェクトの選択画面をよくみてください。
選択できるのは「ASP.NET Web アプリケーション」です。
「Web アプリケーション」 プロジェクトがまとめられている、となると、「Web サイト」 プロジェクトは??? という疑問がでてきませんか?
ということで、メニューから [ファイル]-[新規作成]-[Web サイト] と選択してみましょう。
残念ながら、こちらは以前と同じような選択画面がでてきます。
特に変わったところはありません。
ただし、 ASP.NET Web フォーム サイト を作成すると、そこで提供されるサンプルアプリケーションは Web Froms や MVC とまったく同じ内容になっています。
Web サイトのテンプレートでも認証の機能として新しく導入された ASP.NET Identity が利用されています。
# ASP.NET Identity については別に紹介する予定。。。
なので、ここまでは One ASP.NET といえますかねぇ。
実は、Web サイトのテンプレートとして Razor v3 を選択すると。。。
サンプルアプリケーションは以前のまま。
認証も SimpleMembership が利用されています。
このあたりは WebMatrix 側が変わってないため、そちらと互換性を持たせるためかなぁ、と思ってます。
サンプルアプリケーションの内容が変わったので、これからはその中身を少し追いかけていきますかね。
しばらくは大きく変わった ASP.NET Identity の話が中心になるかな。
ASP.NET MVC 5 のチュートリアル
Getting Started with ASP.NET MVC 5
VS 2013 のプレビューの提供がはじまっていますが、そこで構築できる ASP.NET MVC 5 のチュートリアルがすでに公開されています。
単にスキャッフォールドを使ってサンプルを動かして終わり、ではなく、そこから項目を追加(EFのマイグレーション)したり、データの検索機能を追加したり。
これでひととおりの基礎を学べるようになっているようです。
まだまだ ASP.NET MVC 4 を利用中、という人にも参考になるんじゃないかな。
スキャッフォールドの追加の仕方とか VS 2013 特有の個所もありますが。
ということで、ひさびさの Blog はやっぱりメモ書きでした。